「最近、腰を反らすと痛いと言っている」
「練習のあとに腰が痛くて、休むと少し楽になる」
お子さまからこんな話を聞いたら、少し注意が必要かもしれません。
成長期の子どもの腰の痛みには、「腰椎分離症(ようついぶんりしょう)」が隠れていることがあります。今回は保護者の方に向けて、分離症の基本と、気をつけたいサインをお伝えします。
腰椎分離症ってどんなもの?
腰椎分離症は、腰の骨(腰椎)の後ろ側の一部に、くり返しの負担でひびが入ってしまう状態です。いわゆる「疲労骨折」の一種と考えられています。
体が成長途中の中学生・高校生に多く、サッカー、野球、バレーボール、バスケットボール、陸上など、腰を反らす・ひねる・ジャンプする動きが多い競技でよく見られます。
気をつけたいサイン
・腰を反らすと痛い
・運動中や運動後に腰が痛み、休むと少し楽になる
・片側の腰がピンポイントで痛む
・2週間以上、腰の痛みが続いている
「ただの筋肉痛かな」と思って練習を続けているうちに、痛みが長引いてしまうこともあります。
早めの受診が大切です
分離症は、早い段階で見つかるほど、治療の選択肢が広がるといわれています。初期はレントゲンではわかりにくく、MRIなどの検査で見つかることもあります。
上のようなサインが続く場合は、まず整形外科(できればスポーツ整形外科)で診てもらいましょう。自己判断で練習を続けるのはおすすめできません。
ご家庭でできること
1. 痛みの記録をつける
「いつ」「どの動きで」「どのくらい(10段階で)」痛むかを、お子さまと一緒にメモしてみてください。受診のときにとても役立ちます。
2. 太ももの裏と前のかたさをチェック
立ったまま前屈して指先が床につかない、うつ伏せでかかとがお尻につかない場合は、太ももの筋肉がかたくなっている可能性があります。かたさは腰への負担につながりやすいので、お風呂あがりにやさしくストレッチする習慣をつけましょう(痛みがあるときは無理をしないでください)。
3. 練習量と休養のバランスを見直す
休みがほとんどない、急に練習量が増えた、という場合は、チームの指導者とも相談しながら休養日をつくることも大切です。
スクオスジムでのサポート
分離症は、骨が治ったあとも、体のかたさや動き方のクセがそのままだと、再び腰を痛めてしまうことがあります。
スクオスジムでは、医療機関での診断や指示をふまえたうえで、国家資格を持つトレーナーが柔軟性・体幹の安定性・競技動作などをチェックし、腰に負担をかけにくい体の使い方をお子さまに合わせてお伝えしています。競技復帰に向けたトレーニングのご相談も受け付けています。初回は保護者の方もご一緒に、評価結果と今後の方針を聞いていただけます。
「大好きなスポーツを、ケガで諦めてほしくない」。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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※この記事は一般的な情報です。痛みの原因や経過には個人差があります。診断・治療は医療機関で受けてください。