ケガで練習を休んでいる時期にできること|復帰に向けた過ごし方

ケガをしない動けるカラダ

「ケガで練習を休むことになって、毎日元気がない」
「休んでいる間に、チームのみんなに置いていかれそうで不安」
「何もしないで待っていていいのか、わからない」
ケガでスポーツを休んでいるお子さまや、それを見守る保護者の方から、こんな声をよく聞きます。

ケガで練習を休む時期は、子どもにとっても保護者の方にとっても、つらく長く感じられるものです。でも、この時期の過ごし方は、復帰後のプレーやケガの予防にもつながっていきます。今回は、ケガで練習を休んでいる時期にできることと、復帰に向けた過ごし方についてお伝えします。

まずは医師の指示が最優先

ケガをしたときに何より大切なのは、医療機関で正しく診てもらい、医師の指示を守ることです。痛みがある、腫れている、思うように動かせないといった場合は、整形外科(できればスポーツ整形外科)を受診しましょう。

「どこまで動かしてよいか」「いつから運動を再開してよいか」は、ケガの種類や程度によって大きく異なります。インターネットの情報や、ほかの子の例だけで判断せず、わからないことは主治医に確認してください。

受診のときは、次のようなことを聞いておくと、休んでいる期間の過ごし方を考えやすくなります。

・ケガをした部分は、どの程度動かしてよいか
・ケガをしていない部分のトレーニングは行ってよいか
・どのような状態になったら、次の段階に進めるか
・どんな症状が出たら、再受診したほうがよいか

休んでいる時期は「準備の時間」

練習を休む期間は、ただ待つだけの時間ではありません。医師の許可の範囲で、復帰に向けてできることはたくさんあります。

たとえば、足首をケガしている場合でも、上半身や体幹のトレーニング、ケガをしていない側のストレッチなどは、許可が出れば行えることがあります。また、ケガをした原因に、体のかたさや筋力のバランス、動き方のクセが関係していることもあります。休んでいる時期は、そうした自分の体と向き合うよい機会にもなります。

ただし、「早く戻りたい」という気持ちから、自己判断で無理をしてしまうのは禁物です。痛みが出る動きは避け、許可された範囲を守りましょう。

心のケアも大切に

ケガで練習を休むと、体だけでなく、心にも負担がかかります。試合に出られない悔しさ、仲間から取り残される不安、「もう元のようにできないかもしれない」という気持ちなど、子どもはさまざまな思いを抱えています。

保護者の方にお願いしたいのは、次のようなことです。

・「早く治さないと」とせかさず、まずは気持ちを聞いてあげる
・できないことより、今できていることに目を向けて声をかける
・可能であれば、チームの練習や試合の見学、応援に参加して、仲間とのつながりを保つ
・小さな目標(今週はストレッチを毎日続ける、など)を一緒に決めて、できたらほめる

落ち込みが長く続く、眠れない、食欲がないなど、心配な様子が見られる場合は、一人で抱え込まず、医師や学校の先生などにも相談してください。

今日からできること

どれも、医師の許可の範囲で、痛みがない動きだけを行ってください。痛みや腫れが強くなった場合はすぐに中止し、主治医に相談しましょう。

1. 体の記録をつける
「痛みの程度(10段階)」「どんな動きで痛むか」「その日に行ったこと」を毎日簡単にメモします。体の変化に気づきやすくなり、受診のときにも役立ちます。

2. ケガをしていない部分のストレッチ
太ももの前・裏、お尻、胸まわりなど、ケガをしていない部分を、それぞれ20〜30秒ずつ、反動をつけずに伸ばしましょう。お風呂あがりなど、体が温まっているときがおすすめです。

3. 体幹の基本トレーニング(許可がある場合)
あお向けでひざを立て、おなかに軽く力を入れたまま、ゆっくり呼吸を5回くり返します。慣れてきたら、腰を反らさないよう注意しながら、10秒キープを3回行います。正しいフォームでできる範囲で続けてください。

4. 生活リズムを整える
体の回復には、睡眠と食事が欠かせません。練習がない期間も、寝る時間と起きる時間をなるべく一定にし、3食をしっかり食べるようにしましょう。

5. 競技を「見て学ぶ」
試合の動画を見て、プロ選手や上手な先輩の動き方を観察したり、作戦や戦術を学んだりするのもよい過ごし方です。頭の中でプレーをイメージすることも、復帰後に生きてくるかもしれません。

スクオスジムでのサポート

復帰に向けては、痛みがなくなったあとも、筋力や柔軟性、バランス、競技に必要な動きを段階的に取り戻していくことが大切です。休んでいる時期から復帰後までを見通して準備を進めることで、再びケガをするリスクを減らすことにつながると考えています。

スクオスジムでは、医療機関での診断や指示をふまえたうえで、国家資格を持つトレーナーが体の状態をチェックし、今の時期にできるトレーニングや、競技復帰に向けた段階的なトレーニングをお子さまに合わせてお伝えしています。休んでいる間の不安な気持ちにも寄り添いながら、一緒に復帰を目指していきます。初回は保護者の方もご一緒に、評価結果と今後の方針を聞いていただけます。

「大好きなスポーツを、ケガで諦めてほしくない」。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

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※この記事は一般的な情報です。ケガの程度や回復の経過には個人差があります。診断・治療は医療機関で受け、運動の再開は医師の指示に従ってください。